マダム・ラール・ビーズ・ルロワ

何の予備情報も無く いきなり出されたワインを飲んで「どこそこ産、何年の、だれそれの造ったワイン!」と当てられる人はいないでしょう。

偶然とか 奇跡的にとかどれか一つまぐれで とかは有るでしょうけれど・・・。

2010年のソムリエ世界大会。

決勝に残った3人の内1人が葡萄品種を一つ当てただけでも審査員が「信じられん!彼、当てよ!」と驚きを隠していなかったようですし。

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ブラインド・テイスティングで 熟成されたムルソーのオールド・ヴィンテージ・ワイン(ニコラ・ポテル画像)をシェリー酒と間違えても誰も笑えない世界なのです。

 

そんな中。世界でたった1人。公に「ひょっとして あの人なら解るんじゃないかな…?」と云われている人が居ます。マダム・ラルー・ビーズ・ルロワ。

DRCの元共同経営者にしてドメーヌ・ルロワのオーナー。ビオデナミ栽培の葡萄から造り出されるワインが高品質なのは云うまでも無く、数々の困難も成り越えてきた女性ですので日本でもファンの方が多いですよね。

メゾン・ルロワ、ドメーヌ・ルロワ(画像 2)、ドメーヌ・ドーヴネー(画像 3)を運営なさっていて書いた順番に値段も高くなり、生産量も少なくなります。中でもマダムが個人的に造っているドメーヌ・ドーヴネーのワインは圧倒的に独特で個性的、色々なワインを飲み馴れていないと ビックリするかも知れない位とにかく凄いワインです。その後に他の造り手の同銘柄のワインを飲むと若干物足りなく感じてしまう事も・・・。

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彼女の偉大さに圧倒されてしまいますよね。

 

もし万が一ドメーヌを訪問出来る幸運に恵まれたとしても、マダムの前では決してワインを他の果物やナッツ類、ましてや腐葉土などに例えて表現などしない様にして下さい、席を外されてしまうようです・・・。

ずば抜けたテスティング能力の持ち主が造るワイン・・・

最高と思った物しか出荷しないはず(実際に2004年はご主人の看病で満足に畑を見られなかったから・・・と云って全てのワインを格下げ<デクラセ>して販売していたと言います)ですから輸送中の状態、保管状況さえ良ければ最高に素晴しいワインを試す事が出来ます。

見方を変えると

市場に出ているマダムのグラン・クリュ ワインにはオフ・ヴィンテージが存在しないということです。